今年に入ってから急ピッチで進められたLGBT法案。社会への影響を懸念する声が上がるなか、保守派論客の山岡鉄秀氏は、イデオロギーが先導する議論の仕方に違和感を覚えた。
その念頭にあったのは、旧ソ連の諜報機関KGBがかつて浸透破壊工作の一環として、同性愛など従来の倫理観に反するものを推進していた歴史だ。
性自認による差別を禁止し、ひたすら性の自由を叫ぶ推進派。そのような過度なリベラリズムはいずれ社会秩序と道徳的規範を破壊し、行き着く先は窮屈な全体主義社会だと指摘した。
そのような結末について、「今は亡き安倍元総理が、再三警告されていた」と山岡氏。欧米諸国で社会の分断が広がるなか、今の日本に必要なのは「連帯」する精神だと訴えた。
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